インスタグラムのハイライトとは?作成・活用ポイントを紹介

この記事のポイント
- ハイライトは、24時間で消えるストーリーズをプロフィール上に残せる機能
- 作成後も編集・削除・カバー画像の変更ができる
- ビジネスでハイライトを活用する場合、顧客の目的別に、来店・予約・購入につながるストーリーズを分類するとよい
Instagramのハイライトは、投稿から24時間で消えるストーリーズをプロフィール画面に長期保存できる機能です。テーマや用途ごとにストーリーズを分類でき、訪問者がいつでも閲覧できる状態を保てます。個人でもビジネスでも幅広く使われており、旅行記録のアルバム化や商品カタログの掲載が代表的な用途です。
アイコンや名前を自由に設定できるため、ブランドイメージに合わせた見せ方ができます。プロフィール訪問者が必要な情報へ素早くたどり着ける点も、ハイライトを活用する大きな利点です。
この記事では、ハイライトの仕組み、作成・編集の手順、ビジネスでの活用方法、設定時の注意点までを順に説明します。プロフィールの見た目を整え、アカウントの価値を高めたい方の参考になる内容です。
1.Instagram(インスタグラム)のハイライトとは?
ハイライトとは、Instagramストーリーズを保存して、プロフィール画面に固定表示できる機能です。2017年12月のアップデートでInstagramへ正式に追加され、現在も多くのアカウント運用者が使っています。
公開アカウントに設定している場合、ハイライトに保存したストーリーズはフォロワー以外のすべてのユーザーが閲覧可能です。新規訪問者がアカウントの内容を一目で理解できるため、フォロワー獲得において重要な要素となります。店舗などがInstagram運用を行うとき、ハイライトは初回訪問者の離脱を防ぐ手段としても役立ちます。
整理されたハイライトは、情報の伝わりやすさとアカウントの見た目の両方をよくします。目安として、プロフィール上部に6~7個程度のハイライトを並べると、訪問者が情報を一覧でチェックしやすくなります。
1-1.ハイライトとストーリーズとの違い
ハイライトとストーリーズの違いは保存期間です。ストーリーズは投稿から24時間後に自動で消え、ハイライトはプロフィールに残り続けます。
ストーリーズはリアルタイム性を重視する機能で、ハイライトは過去のストーリーを蓄積するアーカイブの役割を担います。ハイライトはテーマごとに整理でき、アイコンや名前のカスタマイズもできます。瞬間の共有を目的とするストーリーズと、持続的な情報発信を担うハイライトでは、運用目的がはっきり分かれます。
使い分けの目安は、以下の通りです。
| 用途 | 適した機能 |
|---|---|
| 24時間以内の速報・お知らせ | ストーリーズ |
| 商品紹介・サービス案内・実績紹介など長期的にアピールしたいストーリーの蓄積 | ハイライト |
1-2.インスタのハイライトの仕組み
ハイライトは、投稿済みのストーリーズを「アーカイブ」に保存し、プロフィールに表示する仕組みです。アーカイブ機能がオンになっていれば、投稿したストーリーは自動的に保存され、いつでもハイライトへ追加できます。アーカイブはデフォルトでオンになっているため、特別な設定変更は必要ありません。
作成するときは、プロフィール画面で「+新規」をタップし、保存済みのストーリーから対象を選びます。ハイライト投稿を行った後も編集や削除ができ、テーマや目的に合わせて随時更新できます。この柔軟さによって、商品プロモーションから個人の思い出整理まで、用途は大きく広がります。
注意点として、ハイライトに追加できるのはアーカイブ機能がオンの状態で投稿されたストーリーだけです。
1-3.インスタのハイライトが注目される理由
ハイライトは、長く残せることと自由にカスタマイズできることを兼ね備えています。プロフィール上部の目立つ位置に表示されるため、訪問者がアカウントの内容や個性を素早く把握できます。プロフィール画像の直下に並ぶこの領域は、訪問者の視線が最初に集まる場所です。
アイコンや名前を自由に設定できる点も特徴で、ブランドやテーマに応じた見せ方ができます。24時間で消えるストーリーズと違って重要な情報を長期保存できるため、ビジネスアカウントでは商品プロモーションやサービス紹介に使われています。プライベートでも、旅行記録や思い出の整理ツールとして人気があります。
活用の例として、飲食店アカウントではメニュー紹介、美容室アカウントでは施術のビフォーアフター、ECブランドでは新商品ラインナップを固定表示するケースがよく見られます。

2.インスタのハイライトの作り方
ハイライトは、ストーリーズやアーカイブ機能を使って簡単に作成できます。基本的な手順は、保存したいストーリーを選び、ハイライトとして保存するだけです。プロフィール画面に表示されている「+新規」アイコンをタップすると、作成画面に進みます。
作成後はタイトルやカバー画像をカスタマイズでき、テーマや目的に合った仕上がりにできます。既存のハイライトへ新しいストーリーズを追加したり、不要なコンテンツを削除したりと、後からの編集も柔軟です。作成方法は主に3パターンあるため、状況に応じて使い分けると効率的です。
2-1.ストーリーズから作成する
ストーリーズから直接作る場合、投稿済みのストーリーを開きましょう。画面の右下の「ハイライトに追加」ボタンをタップし、新規または既存のハイライトを選択すれば保存が完了します。投稿後すぐに重要なコンテンツをハイライト化したい場合に向いています。
なお、24時間以内であれば自身のストーリーズ画面から、24時間経過後はアーカイブから操作する必要があります。
2-2.プロフィールから作成する
プロフィール画面から作成する場合は、画面上部の「+新規」アイコンをタップします。アーカイブされたストーリーの中から、保存したいコンテンツを選んで新しいハイライトを作る流れです。アーカイブ済みのストーリーを一度に複数選択できるので、まとめて作業したい場合に向いています。
2-3.アーカイブから作成する
アーカイブからハイライトを作るときは、プロフィール画面のメニューから「アーカイブ」を開き、保存されているストーリーを確認します。続いて、追加したいストーリーを選択し、「ハイライトに追加」ボタンをタップします。
投稿日時を気にせずコンテンツを整理して保存できるため、後からテーマに沿ってまとめ直すのに便利です。
3.インスタのハイライトの編集・整理・削除方法
ハイライトは作成後も柔軟に編集・整理・削除ができるため、常に最新で適切な状態を保てます。定期的にメンテナンスすると、プロフィールを訪れた人によい印象を与えられます。編集機能では、新しいストーリーの追加や不要コンテンツの削除ができます。
ビジネスで運用する場合は、キャンペーン終了後や新商品の追加に合わせて定期的な更新が必要です。月に1回はハイライトの内容を見直し、古い情報や季節外れのコンテンツを整理するのが望ましい運用頻度です。
ハイライトの編集手順
- 1. プロフィール画面から編集したいハイライトを選択する
- 2. 画面右下の「…(メニュー)」をタップし、「ハイライトを編集」を選択する
- 3. ストーリーズの追加・削除、カバー画像やタイトルの変更を行う
ハイライトを整理する際のポイントは、テーマごとに分けて視覚的な統一感を持たせることです。特に見てほしいハイライトを最前列に並べると、閲覧者の目を引きやすくなります。たとえば「新商品」「セール情報」「お客様の声」の順に配置すれば、購買意欲を喚起する導線が組み立てられます。
ハイライトの削除手順
- 1. プロフィール画面から編集したいハイライトを選択する
- 2. 画面右下の「…(メニュー)」をタップし、「ハイライトを削除」を選択する
なお、削除してもストーリーがアーカイブに残っていれば再利用できます。削除はあくまで表示の取り下げであり、元のストーリー自体は消えません。
4.インスタのハイライトを保存・シェアする方法
ハイライトは長期保存できるだけでなく、シェア機能で他のユーザーに広めることもできます。保存機能を使えば、コンテンツを端末に動画ファイルとして残せます。シェア機能を活用すると、ビジネスやプロモーションの場面でコンテンツの価値を最大限に引き出せます。
ハイライトを動画として保存する手順
- 1. 保存したいハイライトをプロフィールから選択する
- 2. 画面右下の「…(メニュー)」をタップする
- 3.「動画として保存」を選択すると、ハイライト内の全ストーリーズが1つの動画ファイルとして保存される
ハイライトをシェアする手順
- 1. ハイライトを開き、右上の「紙飛行機アイコン」をタップする
- 2. DMで特定のフォロワーに送るか、ハイライトリンクをコピーして他のプラットフォームで共有する
- 3. 公開範囲を「全員」に設定している場合、プロフィール訪問者は自由に閲覧できる
なお、シェアする前には、必ず著作権や肖像権に配慮することが大切です。
5.インスタのハイライトをリールに変換する方法
ハイライトをリール動画に変換すると、静的なストーリーズを動きのある動画コンテンツとして再利用できます。リールはInstagramのアルゴリズム上エンゲージメントが伸びやすく、フォロワー以外のユーザーにも広くリーチするため、プロモーション用途では特に効果が期待できます。
ハイライトをリールに変換する手順
- 1. ハイライトを端末にダウンロードする(「…(メニュー)」から「動画として保存」を選択)
- 2. リール作成画面を開き、ダウンロードした動画をアップロードする
- 3. 音楽、テキスト、ステッカーを追加して編集する
リール化したハイライトの活用例
- イベントの様子をまとめたハイライトをリールに変換し、過去の活動をアピールする
- 人気の商品紹介ハイライトをリールとして再編集し、新規フォロワーの獲得を狙う
リール化によって、同じコンテンツでも新たな視点で再利用でき、より多くのユーザーに届けられる可能性が広がります。
6.インスタのハイライトをおしゃれに見せるテクニック
ハイライトをおしゃれに見せるには、カバー画像・テンプレート・色味・タイトルの4点をそろえることが重要です。プロフィール上部に表示されるため、メイングリッドの投稿一覧よりも先にアカウントの印象を決める要素となります。
例えば、店舗であれば、「商品」「営業時間」「アクセス」「お客様の声」などのハイライトを同じデザインでそろえると、初回訪問者が必要な情報を見つけやすくなります。見た目の装飾だけでなく、情報の探しやすさを高める視点で整えることが大切です。
6-1.カバー画像を無地にする
カバー画像を無地にすると、プロフィール全体に統一感が出ます。写真や文字を詰め込んだカバー画像は、丸いアイコン内で情報が小さく表示されるため、アカウント全体が雑然と見えがちです。
無地にする場合は、ブランドカラーや投稿でよく使う色を選ぶと自然にまとまります。サロンならベージュや白、小売店ならブランドカラー、アパレルならシーズンカラーなど、業種に合った色を選ぶと、アカウントの世界観を伝えやすくなります。
無地カバーは、ハイライトの数が多いアカウントほど効果が出ます。「商品」「営業時間」「アクセス」「お客様の声」などの項目が横並びになっても、背景色をそろえれば、プロフィール上部が整って見えます。店舗やECでは、投稿一覧の色味と近い色を選ぶと、フィードからハイライトまで一貫した印象を作れます。
6-2.Canvaのテンプレートを活用する
Canvaのテンプレートを使えば、デザインに慣れていない担当者でも、ハイライト用のカバー画像を効率よく作れます。Instagram向けのテンプレートが豊富に用意されており、配色・フォント・アイコンを変更して自社アカウントに合わせられます。
店舗やサロンでInstagramを運用するときには、「メニュー」「予約」「料金」「アクセス」など複数のハイライトを作るケースが多くあります。テンプレートを使えば、項目ごとにイチからデザインを起こす必要がなく、同じレイアウトで必要な分のカバー画像を増やせます。
ただし、テンプレートはそのまま使うのではなく、自社のロゴ、ブランドカラー、フォントルールに合わせて調整しましょう。既存のチラシやWebサイトと同じカラーを使えば、Instagram以外の販促物とも印象をそろえられます。作ったデザインを複製して項目名だけを差し替える運用にすれば、担当者が変わってもデザインの品質を保てます。
6-3.写真の色味をフィルターで統一する
写真の色味をフィルターで統一すると、ハイライト内のストーリーズを開いたときの印象が整います。カバー画像だけそろえても、開いた後の写真や動画の雰囲気がばらばらだと、アカウント全体の印象がぼやけます。
業種ごとに色味の方向性を決めておくとよいでしょう。
- カフェ:明るく温かい色味
- 美容院:清潔感のある自然な色味
- アパレル:ブランドのテイストに合う色味
撮影時の明るさや加工ルールをそろえるだけでも、プロらしい印象に近づきます。
一方で、商品やサービスの実物と大きく異なる加工は行わないようにしましょう。ECや小売店では、色味の加工が強すぎると購入後の印象違いにつながる可能性があるため、自然に補正する程度にとどめるのが安全です。
6-4.タイトルに特殊文字を使う
タイトルに特殊文字を使うと、ハイライトの世界観を細部まで整えられます。特殊文字とは、通常のひらがな・カタカナ・漢字・英数字ではなく、装飾性のある記号や特殊な字形の文字のことです。
「♡」「*」「|」「・」「𓂃」などの記号をタイトルの前後に加えると、シンプルな文字でもやわらかい印象になります。「予約」「料金」「口コミ」などの実用的なタイトルも、「♡予約」「料金|」「口コミ*」のように整えると、カバー画像や投稿の雰囲気と合わせやすくなります。
ただし、特殊文字を多用するとタイトルの意味が伝わりにくくなります。店舗やサロンなどのビジネスアカウントでは、初回訪問者が一目で内容を理解できることが大切です。特殊文字は装飾として一部にとどめ、「予約」「料金」「アクセス」「FAQ」などの重要情報は読みやすさを優先しましょう。
7.インスタのハイライトを効果的に見せるコツは?
ハイライトを効果的に見せるコツは、目的・順番・更新頻度を運用ルールとして決めることです。ハイライトはストーリーズを残すだけの機能ではなく、プロフィール訪問者を商品理解や予約、購入へ導く導線として使えます。
特に企業や店舗のInstagramでは、ハイライトの並び方によってユーザーの行動が変わります。初回訪問者が知りたい情報を左側から順に配置し、古い内容を定期的に更新することで、プロフィールの信頼感を保てます。
7-1.目的別にハイライトを分類する
目的別にハイライトのカテゴリを決めると、プロフィール訪問者が必要な情報を短時間で確認できます。ハイライトには、来店、予約、購入、問い合わせなど、ユーザーの目的に合った情報を入れることが大切です。
目的ごとに、入れておきたい項目の例は以下の通りです。
| 来店を増やしたい店舗 | 「営業時間」「アクセス」「駐車場」「店内の雰囲気」「よくある質問」 |
|---|---|
| 予約を増やしたいサロン | 「メニュー」「料金」「施術事例」「予約方法」「スタッフ紹介」 |
| 購入を促したいECサイト | 「人気商品」「新商品」「レビュー」「配送・返品方法」 |
ユーザーの目的ごとにカテゴリを決めておけば、ハイライトが単なるストーリーズの保存場所にならず、来店・予約・購入につながる導線として働きます。
7-2.初回訪問者が知りたい順に並べる
ハイライトは、初回訪問者が知りたい順に左から並べることが大切です。プロフィールでは横並びで表示されるため、左側にある項目ほど目に入りやすくなります。
店舗アカウントなら、「初めての方へ」「メニュー」「料金」「アクセス」「予約」の順に並べると、来店検討中のユーザーが情報を確認しやすくなります。対して、キャンペーン期間中は、その情報を左側に移動すると訴求力が高まるでしょう。
Instagramでは、更新日時の新しいハイライトほど左側に表示される仕組みです。重要なハイライトを左側に出したい場合は、対象のハイライトに新しいストーリーズを追加し、必要に応じて古いものを削除して並び順を調整しましょう。
7-3.古い情報を定期的に見直す
古い情報を定期的に見直し、最新情報に更新することで、ハイライトの信頼性を保てます。営業時間、料金、キャンペーン、在庫状況などが古いまま残っていると、ユーザーの誤解や問い合わせ増加につながります。
例えば、店舗やサロンでInstagramを運用する場合、月1回を目安として見直し作業をし、以下のような情報は、削除や差し替えをして対応しましょう。
- 季節メニュー
- 終了済みのキャンペーン
- 過去の価格表
- 変更前のアクセス情報
見直すときは、同時に閲覧数や反応の多いハイライトも確認しましょう。反応が多いテーマは、投稿やリールにも展開できます。反対に、ほとんど閲覧されていないハイライトは、タイトルやカバー画像、配置順を変えることで改善できる場合があります。
8.インスタのハイライトでよくあるトラブルと対処法
ハイライトでトラブルが起きた場合は、公開範囲・アーカイブ設定・通信環境・アプリの状態を順番に確認します。
ハイライトはストーリーズをプロフィールに固定表示する機能であり、通常のストーリーズ、アーカイブ、アカウント設定の影響を受けます。まずは自分の端末だけの問題か、ほかのユーザーからもハイライトが見えていないのかを確認し、原因を切り分けましょう。
8-1.自分のハイライトが表示されない
自分のハイライトが表示されない場合は、通信環境、アプリの不具合、アーカイブ設定の順に確認します。作成済みのハイライトが消えたように見えても、一時的な読み込み不良やアプリ側の表示不具合の場合があります。
まずは、Wi-Fiとモバイル通信を切り替え、インスタアプリを再起動します。改善しない場合は、アプリを最新版に更新し、端末の再起動や再ログインも試しましょう。
企業アカウントなら、別端末や別アカウントからプロフィールを確認すると原因を切り分けやすくなります。自分の端末だけで見えない場合は端末やアプリ側の問題、複数の端末で見えない場合はハイライト設定やInstagram側の不具合の可能性があります。
8-2.フォロワー以外にハイライトが表示されない
フォロワー以外にハイライトが表示されない場合は、アカウントの公開範囲とストーリーズの表示制限を確認しましょう。非公開アカウントでは、承認済みフォロワー以外はプロフィール上の投稿やハイライトを閲覧できません。プロフィール画面の設定からアカウントのプライバシー設定を確認しましょう。
特定のユーザーだけがハイライトを見られないときは、ストーリーズの非表示設定もあわせて確認します。Instagramでは、指定した相手に自分のストーリーズを非表示にできます。ハイライトはストーリーズをもとに作成するため、公開範囲の設定が閲覧の可否に影響することがあります。
8-3.ハイライトがグレーアウトしている
ハイライトがグレーアウトしている場合は、読み込み不良や一時的なアプリの不具合が原因と考えられます。丸いハイライトアイコンが薄く表示され、タップしても開けないときは、通信環境とアプリの状態を確認しましょう。
まず、通信が安定している場所でインスタアプリを再起動し、改善しない場合は、アプリの更新、端末の再起動、再ログインを行います。再インストールを試す場合は、ログイン用のメールアドレス、電話番号、パスワードを事前に確認しておきましょう。
複数の端末や別アカウントでも同じ症状が出る場合は、Instagram側の障害や一時的な不具合の可能性があります。障害に備えて、重要な告知や予約導線はハイライトだけに頼らず、フィード投稿、プロフィール文、外部リンクにも案内を置いておきましょう。
8-4.ハイライトの読み込みが終わらない
ハイライトの読み込みが終わらない場合は、通信環境、動画容量、アプリの状態を確認します。動画や複数のストーリーズを含むハイライトは、通信速度が遅い環境では表示に時間がかかります。
特定のハイライトだけ読み込めない場合は、容量の大きい動画や古いストーリーズが影響している可能性もあります。対象のハイライトを編集して、不要なストーリーズを削除しましょう。
運用面では、1つのハイライトに情報を詰め込みすぎないことも大切です。「メニュー」「アクセス」「口コミ」「FAQ」などに分ければ、ユーザーが目的の情報を見つけやすくなります。読み込みに時間のかかる長いハイライトは、閲覧離脱の原因になるため、必要に応じて整理や削除を行いましょう。
8-5.作成したストーリーが見つからない
作成したストーリーが見つからない場合は、ストーリーズアーカイブの保存設定を確認しましょう。過去のストーリーをハイライトに追加するには、該当のストーリーがアーカイブに保存されている必要があります。
ストーリーは、通常24時間でプロフィールやフィード上の表示から消えます。アーカイブ保存がオフの期間に投稿したストーリーズは、後からハイライトに追加できない場合があります。
料金表、施術事例、商品レビュー、キャンペーン告知などの重要なストーリーは、投稿後にハイライトへ追加できるよう、アーカイブ保存の設定を確認しておきましょう。
9.【業種別】インスタのハイライト活用例
ハイライトは、業種ごとにユーザーが行動前に確認したい情報を整理する場所として使えます。小売店、サロン、EC、アパレルでは、来店前・予約前・購入前に必要な判断材料が異なるため、ハイライトの内容も変える必要があります。
以下では、業種別のハイライトの活用例を解説します。
9-1.小売店での活用例
小売店のハイライトでは、来店前に確認されやすい商品情報、キャンペーン情報、店舗情報を分けて見せると効果的です。特にドラッグストアや生活雑貨店は取扱商品が多いため、ユーザーが目的の情報を探しやすい分類にする必要があります。
基本となる構成例は以下の通りです。
- キャンペーン
- 新商品
- おすすめ商品
- 店舗情報
- チラシ
季節商品や期間限定セールを扱う場合は、終了日や対象店舗もハイライト内で分かるようにすると、店頭での問い合わせや認識違いを減らせます。
フォロワー数3.2万人のキリン堂公式アカウントは、ドラッグストアのアカウントとして、「開催中キャンペーン」「PBおすすめ」「レシピ」など、健康や美容に関する知識とおすすめアイテムを組み合わせて発信しています。商品単体の紹介にとどめず、毎日の暮らしに役立つ情報として見せている点が特徴です。
(出典:@kirindo_official「キリン堂【公式】」)
小売店が同様に運用するなら、「悩み別のおすすめ商品」「季節の体調管理」「美容アイテムの使い方」などに分け、ユーザーが商品を選ぶ理由まで分かるハイライトにすると、参考にしやすい構成になります。
9-2.サロンや美容院での活用例
サロンや美容院のハイライトは、集客を目的とした使い方と、ブランド認知や採用を目的とした使い方に分けて活用できます。誰に何を見せたいかによって、ハイライトに入れる情報を変えることが大切です。
集客を目的とする場合は、予約前の不安を減らす情報を整理して伝えましょう。ユーザーは初回来店前に、仕上がりイメージ、料金、施術内容、スタッフ、予約方法を確認したいと考えるためです。
基本となる構成例は以下の通りです。
- 施術事例
- メニュー
- 料金
- スタッフ
- 予約方法
- アクセス
施術事例は、髪型、髪の長さ、カラー、悩み別に分類すると、ユーザーが自分に近い仕上がりを探しやすくなります。
対して、ブランド認知や採用を重視する場合は、技術力やメディア掲載、社内教育の様子など、アカウントの信頼性を支える情報をハイライトで紹介します。求職者は、技術レベルや教育制度、職場の雰囲気を知りたいと考えるためです。
基本となる構成例は以下の通りです。
- メディア掲載
- ヘアスタイル事例
- 技術動画
- 採用情報
フォロワー40万人、ホットペッパービューティー5年連続全国1位を獲得したALBUMの公式アカウントでは、「MEDIA 2025」「STYLE 2025」「ACADEMY 2025」「ACADEMY 2024」「STYLE 2024」「RECRUIT 中途採用」「MEDIA 2024」などのハイライトを設置しています。メディア掲載、スタイル、技術動画、採用情報を年度別に整理しており、来店検討者への世界観訴求だけでなく、求職者向けの情報発信にもハイライトを使っている点が特徴です。サロンが参考にするなら、集客用の情報と採用・ブランディング用の情報を分け、誰に向けたハイライトなのかを明確にするのがおすすめです。
9-3.ECでの活用例
ECのハイライトでは、購入前の疑問を解消し、商品ページへ進む理由を作ると効果的です。ECでは商品を直接確認できないため、使用シーン、サイズ感、レビュー、配送、返品などの情報が購入判断に影響します。
基本となる構成例は以下の通りです。
- 新商品
- 再入荷
- レビュー
- 使い方
- 配送
- FAQ
商品単体の説明だけでなく、暮らしの中での使い方や購入者の投稿を見せると、購入後のイメージを持ってもらえます。
フォロワー数164.7万人の、北欧、暮らしの道具店の公式アカウントは、新商品、再入荷アイテム、読みものを日常的に発信しています。ストーリーズでは指定ハッシュタグでタグ付けされた投稿も活用し、商品を実際の暮らしの中で見せています。ECが同様に運用するなら、「新商品」「再入荷」「使い方」「お客様投稿」「読みもの」などのハイライトを用意し、購入前の検討材料を増やしていくと効果が出ます。
9-4.アパレルでの活用事例
アパレルのハイライトでは、商品情報だけでなく、着用イメージ、リール、スタッフ投稿、インフルエンサー企画を整理すると効果的です。アパレルは写真や動画で商品の雰囲気を伝えやすく、ハイライトを使えば購入前の判断材料を固定表示できます。
基本となる構成例は以下の通りです。
- 新作
- スタッフによる着用例
- 季節企画
- インフルエンサーによる着用例
- コラボ企画
商品名や価格だけでなく、誰が着ているか、どういったシーンで使えるか、実際に動いたときの見え方まで伝えることが大切です。
フォロワー数134.8万人のGRL公式アカウントでは、「リール61」「staffリール21」「2026浴衣」というハイライトで新作や季節商品を紹介するとともに、「ILLIT」「さくら」「ゆいびす」「Rちゃん」などのインフルエンサーを紹介するハイライトを設置しています。アーティストやインフルエンサーに関連する情報を分けており、商品を複数の視点から見せる構成です。商品カテゴリを並べるのではなく、着用者や企画ごとに入口を分けている点が特徴と言えます。
アパレルが同様に運用するなら、商品軸だけでなく「誰が着ているか」「どの企画の商品か」「動画で見たい商品か」という視点でハイライトを設計するとよいでしょう。スタッフ投稿やインフルエンサー着用をハイライトにまとめれば、ユーザーは自分に近い着用例や好みの人物から商品を探せます。購入導線を強めたい場合は、ハイライト内で商品名、販売ページへの誘導、販売時期を分かりやすく示すことが大切です。
10.ハイライトには足跡が残る?
ハイライトに足跡が残るかどうかは、元になったストーリーズの投稿から48時間以内かどうかで変わります。Instagramでは、投稿したストーリーズの閲覧者を投稿後48時間まで確認できます。
投稿から48時間以内のストーリーズをハイライトに追加した場合、投稿者はストーリーズの閲覧者としてアカウント名を確認できます。一方、投稿から48時間を過ぎた古いハイライトでは、閲覧者リストは確認できません。
なお、閲覧者リストが表示されない状態でも、ハイライト自体はプロフィール上に残ります。
10-1.ハイライトで足跡を残さない方法
ハイライトに足跡を残したくないなら、元のストーリーズ投稿から48時間以上経過してから閲覧しましょう。
外部サイトや非公式アプリで閲覧する方法には、アカウント情報の漏えいや不正ログインのリスクがあります。業務用アカウントでInstagramを運用するなら、非公式ツールにログイン情報を入力しないことが大切です。
なお、相手が非公開アカウントの場合は、承認済みのフォロワーでなければハイライトを閲覧できません。
ハイライト機能についてのよくある質問と回答(Q&A)
- Q. ハイライトとストーリーズは何が違いますか?
-
ハイライトとストーリーズの違いは、表示される期間と表示場所です。ストーリーズは通常24時間でプロフィールやフィード上の表示から消えますが、ハイライトに追加したストーリーは24時間が経過してからもプロフィール上に固定して残せます。
- Q. ハイライトは何個まで作れますか?
-
ハイライトの数に上限はありません。ただし、画面上に表示される数はPCであれば7つ、スマホであれば6つ程度になり、それ以上の数はユーザーがスクロールする必要が生まれます。そのため、重要な情報については最初の6個の中に入れるようにしましょう。
- Q. ハイライトに入れたストーリーの順番を変更できますか?
-
ハイライト内のストーリーには、ドラッグ操作で自由に並べ替える機能はありません。後から見せ方を変えたい場合は、不要なストーリーズを削除し、必要な情報を新しく投稿してからハイライトに追加しましょう。
- Q. ビジネスでハイライトはどのように活用できますか?
-
ビジネスでは、来店促進、予約促進、購入促進、問い合わせ削減、ブランド理解の向上にハイライトを使えます。プロフィール上に重要な情報を固定できるため、初回訪問者が必要な情報を短時間で確認できます。
- Q. ハイライトのカバー画像は後から変更できますか?
-
カバー画像は、作成後でも変更できます。プロフィール上のハイライトを長押しし、編集画面からカバー画像を選べば、既存のストーリーズ内の画像や端末内の画像を設定できます。
- Q. ハイライトは誰でも見られますか?
-
ハイライトを見られる範囲は、アカウントの公開設定とストーリーの公開範囲によって決まります。公開アカウントなら、基本的にプロフィールを訪れたユーザーがハイライトを閲覧できます。
非公開アカウントでは、ハイライトを見られるのは承認済みフォロワーだけです。特定の相手にストーリーズを非表示にしている場合は、対象のユーザーからハイライトも見えなくなることがあります。集客目的で使うなら、公開範囲を事前に確認しましょう。
- Q. ハイライトを削除すると元のストーリーも消えますか?
-
ハイライトを削除しても、元のストーリーがアーカイブに保存されていれば、アーカイブ内のストーリー自体は残ります。
ただし、アーカイブからストーリーを削除した場合は、後から同じストーリーをハイライトに戻せなくなる可能性があります。削除前に残す必要がある情報か確認しましょう。

まとめ
Instagramのハイライトは、ストーリーズを活用してアカウントをより魅力的に演出できる機能です。個人の思い出整理やライフスタイルの共有だけでなく、ビジネスアカウントでは商品のプロモーションやブランド認知度の向上に大きく役立ちます。
また、アイコンの統一や注目順の整理といった設定ポイントを押さえることで、さらに効果的にアカウントを運用できます。ハイライトを使いこなし、SNSマーケティングで成果を上げるためのツールとして活用してください。今すぐ試して、アカウントの魅力を引き出しましょう。
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