ホームページリニューアルのタイミングや進め方を徹底解説|事例付き

サイト制作

ホームページリニューアルのタイミングや進め方を徹底解説|事例付き

ホームページリニューアルは、事業の方向性や既存サイトの課題に応じて、サイト構成やページ間の導線、公開後の運用方法を見直します。ただし、目的や要件の整理が不十分だと、費用が膨らんだり、期待した成果が得られなかったりするおそれがあります。また、SEOの移行対応が不十分な場合は、公開後に検索流入が減少する可能性もあるため、事前の準備が欠かせません。

この記事では、リニューアルに適したタイミングから事前準備、制作会社の選び方、費用相場、進め方、失敗を防ぐ対策まで、実際の制作事例とともに解説します。

この記事のポイント

  • ホームページリニューアルは、サイトの目的や構造、デザインを全面的に見直す取り組みで、ブランドと訴求のずれや成果の低下、運用の属人化が見られるときが検討のタイミングです。
  • 着手前に既存サイトの課題、目的、KGI・KPI、ターゲット、必要なページと機能、予算とスケジュールを社内で決めると、制作会社への依頼内容がぶれにくくなります。
  • 公開時はリダイレクト設定と計測の引き継ぎを確認し、公開後もリニューアル前の数値と比べて効果を測定しながら改善を続けることが欠かせません。

目次

1.ホームページリニューアル(サイトリニューアル)はサイト改善・改修と何が違う?

ホームページリニューアルとサイト改善・改修の違いは、手を入れる範囲です。ホームページリニューアルは、一般にサイトの目的や情報設計、デザイン、システムまで全体を作り直し、改善・改修は課題のある箇所に絞って手を入れることを指します。リニューアルでは、既存のコンテンツを生かしつつ、ビジュアルデザインを全面的に刷新するケースも少なくありません。

一方、サイト改善・改修と呼ぶ場合、問い合わせフォームの入力項目を減らす、特定ページの文章を書き換えるなど、既存の構成のまま部分的に直すのが一般的です。

ホームページリニューアルとサイト改善・改修の比較
比較項目ホームページリニューアルサイト改善・改修
見直す範囲サイト全体の構造、デザイン、システム課題のある一部のページや機能
主な目的事業やブランドの変化への対応、成果の立て直し特定の課題の解消
費用と期間大きくなりやすい比較的小さく抑えやすい

どちらを選ぶかは、課題が特定のページの修正で解決するのか、サイト全体の設計に原因があるのかで判断します。例えば、トップページの画像が古く見えるだけなら、改修で十分に対応できます。サービス構成が変わって導線全体が合わなくなった場合は、リニューアルが適しています。

2.ホームページリニューアルに適したタイミングはいつ?

ホームページリニューアルを検討すべきなのは、事業とサイトの間にずれが生じ、部分的な修正では解消できなくなったときです。ここでは、代表的な5つのケースを順に解説します。

2-1.ブランドの方向性とサイトの訴求が合わなくなった

事業内容やターゲット、ブランドの方向性が変わり、サイトの訴求が現在の事業を表していない場合は、ホームページリニューアルを検討するタイミングです。例えば、法人向けサービスを主力に切り替えたのにトップページの事例が個人向けのままだと、法人の担当者は自社に合うサービスかどうかを判断できません。

ターゲットが変われば、必要なページの種類や掲載する実績、問い合わせフォームの項目などもあわせて変わります。

改修で足りるかリニューアルが必要かは、新しい方向性に合わせてサイト全体の構成から見直す必要があるかどうかで決まります。事業計画書や営業資料とサイトを並べ、主力サービスの扱いや訴求の順番が一致しているかを確かめてください。

2-2.サイトの構造が過剰に複雑化している

ページの増築を重ねてサイトの構造が複雑になり、ユーザーが目的の情報にたどり着けない状態は、ホームページリニューアルを検討するタイミングです。公開当初は整理されていたサイトでも、新サービスやキャンペーンのページを継ぎ足すうちに、ナビゲーション上で整理されていないページや、どこからもリンクされていないページが増えていきます。

同じテーマのページが複数の階層に分散していると、ユーザーはどのページが最新の情報かを判断できず、問い合わせの前に離脱する原因になります。サイトマップを書き出してみて、トップページから何度もクリックしないと届かない重要ページや、内容が重複したページが多ければ、情報設計からの見直しを検討してください。

2-3.アクセス数や問い合わせ数などの成果が低下している

アクセス数や問い合わせ数が継続して低下し、その原因がサイト側にあると判断できる場合は、ホームページリニューアルを検討します。市場の縮小などサイト以外の要因と切り分けるため、まずはGoogleアナリティクスなどで流入数とコンバージョン率を前年の同じ時期と比べてください。コンバージョン率とは、サイトの訪問者のうち、問い合わせや資料請求に至った人の割合です。

流入数を維持しているのに問い合わせが減っているなら、サービスページの訴求内容や、導線、フォームに課題が生まれている可能性があります。スマートフォンでの離脱率が高い、表示速度が遅いなど、複数のページに共通する問題は個別の修正では解消しにくく、リニューアルによる根本的な解決が選択肢に入ります。

2-4.更新・管理が難しく運用が属人化している

サイトを更新するたびに外注業者への依頼が必要な場合や、社内の特定の担当者しか更新方法を知らない場合は、ホームページリニューアルの検討時期です。お知らせを1件載せるにも制作会社へ依頼して返答を待つ状態では、イベントの告知や採用情報を必要なタイミングで発信できません。

HTMLを直接編集する仕組みや独自に改造したCMSでは、作業手順を特定の担当者しか把握していない状態になりやすく、異動や退職をきっかけに更新が止まるおそれがあります。CMSとは、専門知識がなくてもページの作成や更新を行えるコンテンツ管理システムです。WordPressなど社内で更新しやすいCMSへの移行と、更新ルールの整備を同時に進められるかどうかが、リニューアルに踏み切る判断基準になります。

2-5.技術的な問題を抱えている

アクセシビリティや保守性に問題があり、部分的な修正では対応しきれない場合も、ホームページリニューアルに適したタイミングです。アクセシビリティとは、高齢者や障害のある人を含む誰もがサイトの情報を利用できる状態を指し、国内では主にJIS X 8341-3:2016が規格として参照されています。

JIS X 8341-3は国際規格ISO/IEC40500と内容を一致させた規格です。ISO/IEC40500が2025年9月に改正されたことを受けて、JISX8341-3も改正原案の検討が進められています。

(出典:デジタル庁「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」)

(出典:ウェブアクセシビリティ基盤委員会「JIS X 8341-3改正原案作成委員会発足のお知らせ」)

画像に代替テキストがない、文字と背景のコントラストが弱いといった問題がテンプレートに起因する場合は、サイト全体の修正が必要です。保守性の問題とは、CMSやプラグインの更新が止まった状態などを指します。更新されないシステムは、セキュリティの脆弱性を抱えたままになるおそれがあります。設計から刷新し、保守しやすい環境へ移行することを検討してください。

3.ホームページリニューアルの前に自社で決めておくべきことは?

ホームページリニューアルの前に自社で決めておくべきことは、既存サイトの課題、社内の要望、目的、KGI・KPI・CV、ターゲット、競合との違い、必要なページと機能、予算とスケジュールの8項目です。社内で方針を固めておくと、制作会社への依頼内容が明確になり、提案の比較や制作中の判断がぶれにくくなります。ここでは、各項目の進め方を解説します。

3-1.既存サイトの課題を洗い出す

ホームページリニューアルの準備は、既存サイトの課題を数値と現場の声の両方から洗い出すことから始めます。

数値面では、Googleアナリティクスでページごとの閲覧数や離脱率を確認し、Googleサーチコンソールで検索流入の多いページと検索キーワードを把握します。現場の声としては、顧客によく聞かれる質問や、サイトに載っていない情報を営業担当者から集めてください。洗い出した課題は、事業への影響の大きさと修正の難しさで分類し、リニューアルで解決するものと運用で対応するものに分けます。

3-2.社内の要望を整理する

社内の要望を関係部署ごとにヒアリングし、リニューアルの前に一覧にまとめます。営業部門は問い合わせの質を、採用部門は応募者への情報提供を重視するなど、サイトに求める役割は部署によって異なります。ヒアリングでは、要望の内容だけでなく、その理由と優先度も聞き取ってください。

すべての要望を盛り込むと予算と期間が膨らむため、目的に照らして、必須の要望と後回しにできる要望に分けます。一覧を部署、内容、理由、優先度の4項目で管理しておけば、そのまま制作会社への説明資料としても使えます。

3-3.ホームページリニューアルの目的を決める

リニューアルで解決したい事業上の課題を、ホームページリニューアルの目的として言語化しましょう。よくある課題例としては、問い合わせ数の増加、採用応募者の増加、既存顧客への情報提供の改善、といったものがあります。

問い合わせを増やしたいならサービスページの訴求とフォームまでの導線を、採用を強化したいなら社員インタビューや募集要項のページを優先する、といった具合に、目的が決まれば、優先すべきページもはっきりします。目的が複数ある場合は優先順位を付け、社内の関係者と制作会社の全員が同じ言葉で目的を説明できる状態にしておいてください。

3-4.KGI・KPI・CVを設定する

リニューアルの目的を数値で評価するため、制作に入る前にKGI・KPIの目標値とCVに該当する行動を設定します。指標とCVの例は、以下の表の通りです。

ホームページリニューアルの指標設定例
指標設定例
KGI(重要目標達成指標)サイト経由の受注件数
KPI(重要業績評価指標)サイトへの流入数、問い合わせフォームへの到達数
CV(コンバージョン)問い合わせ、資料請求、採用エントリーなどの数

CVを定義しないまま公開すると、成果が出たかどうかを判断できません。計測方法まで決めた上で、現在の数値をリニューアル前に記録しておきましょう。

3-5.サイトのターゲットを定める

サイトのターゲットは、年齢や業種などの属性に加え、サイトを訪れる目的や検討の段階まで具体的に定めましょう。BtoB企業のサイトなら、情報収集を始めたばかりの担当者と決裁者とでは、知りたい情報が違います。ターゲットを具体化する方法の1つに、役職や抱えている課題、比較検討で重視する点を書き出して架空の顧客像を作るペルソナがあります。

ターゲットが曖昧なままだと、いくら中立的にチェックしたつもりでも、デザインや文章の良し悪しが承認者の好みに影響されます。つまり、サイトを訪れる人間にとっては使いづらく、内向きには満足度の高い、独りよがりなサイトになってしまいます。

「承認者は見ていて満足できるため、公開までは問題点に気付きづらいが、公開後の成果にはつながらないサイト」というよくある失敗に陥らないためにも、既存顧客へのアンケートや営業担当者へのヒアリングを根拠に明確にターゲットを設定してください。

3-6.競合サイトを分析する

競合サイトの分析は、競合他社と自社の情報発信を比べ、自社サイトで強化すべき内容と差別化できるポイントを明確にするために行います。競合がどのような情報を掲載し、訪問者をどう問い合わせや資料請求へ誘導しているかが分かれば、リニューアルで何を改善するかを具体的に決められるためです。

分析の対象には、営業の場面で顧客から比較される企業と、自社が重視する検索キーワードで上位に表示されるサイトを選びましょう。サービスの価格帯や対象顧客も確認し、できるだけ自社と条件の近いサイトを比べてください。

競合サイトでは、以下の6つの項目をチェックします。

競合サイトのチェック項目
チェック項目分析する内容
トップページの訴求誰に向けて、どのような強みや価値を伝えているか。競合との違いを具体的に説明しているか
サービス紹介サービスの内容、対応範囲、利用するメリットをどこまで説明しているか
導入事例・実績どのような顧客の課題を解決したか。導入前後の変化や具体的な成果を載せているか
料金・契約条件料金の目安、プランの違い、追加費用の条件などを明示しているか
問い合わせ導線問い合わせや資料請求のボタンをどこに置いているか。フォームの入力項目は何か
SEO・コンテンツどの検索キーワードに対応するページがあるか。顧客の疑問に答える記事やFAQがそろっているか

分析結果は、「競合が掲載している情報」「自社サイトに不足している情報」「自社が独自に提供できる価値」の3つに分類し、自社サイトと比較しましょう。

競合分析の目的は、競合が伝えきれていない自社の強みを見つけ、サイトの訴求に反映することです。例えば、BtoB企業で競合各社が導入事例を充実させているのに、自社サイトには取引先の企業名しか載っていないとします。この場合は、顧客が抱えていた課題、採用した解決策、導入後の成果まで詳しく紹介する、といった改善案が挙げられるでしょう。

3-7.必要なページ・機能の要件を整理する

競合分析で見つけた、自社に必要なページと機能は、目的とターゲットに照らして一覧化し、リニューアルの要件として整理します。ページについては、既存ページを「残す」「統合する」「削除する」に分類した上で、新しく作るページを書き出してください。機能の要件には、CMSの種類、問い合わせフォーム、資料ダウンロード、会員ログイン、多言語対応、外部システムとの連携などがあります。

要件を必須と希望に分けて書いておくと、制作会社は見積もりの範囲を判断しやすくなります。整理した要件をRFPと呼ばれる提案依頼書にまとめて複数の制作会社へ渡せば、各社の提案を同じ条件で比較できます。

3-8.予算とスケジュールの見積もりを作る

制作会社へ相談する前に、予算の上限と希望の公開時期を社内で見積もっておきましょう。予算には、制作費のほかに、写真撮影や原稿作成の費用、公開後のサーバー費用、CMSの利用料、保守費用も含めてください。

ホームページリニューアルの期間は、30ページ程度の中規模サイトであれば、4~8か月が目安です。具体的な制作期間はサイトの規模や機能によって異なりますが、一般的なスケジュールは以下の通りです。

一般的なホームページリニューアルのスケジュール
工程期間の目安主な作業内容
現状分析・要件定義2~4週間既存サイトの課題分析、目的の明確化、要件の整理
サイト設計3~4週間サイトマップの作成、ページ構成や導線の設計
デザイン制作4~6週間トップページ・下層ページのデザイン作成と修正
コーディング・CMS構築4~6週間HTML・CSSの実装、CMSや問い合わせフォームの構築
原稿・写真などの準備4~8週間掲載文章の作成、写真撮影、既存コンテンツの整理
テスト・修正・公開2~3週間表示・動作確認、修正対応、公開作業

もっとも、原稿や写真の準備や、一部分のコーディングなどは順番が入れ替わったり、並行で行われたりします。したがって、表の期間を単純に合算するのではなく、公開の希望日からスケジュールを逆算し、各工程の作業期間に加えて、社内確認や承認に必要な時間も確保し、何をどの順番に進めるのか目鼻を付けておくのが大切です。特に原稿や写真の準備が遅れると、後続の作業にも影響します。各工程の承認者と素材の提出期限をあらかじめ決め、制作会社と共有することが大切です。

4.ホームページリニューアルを依頼する制作会社の選び方

ホームページリニューアルを依頼する制作会社は、課題への対応範囲、類似する課題の実績、分析と提案の質、プロジェクトの体制、金額とスケジュールの妥当性という5つの観点で比較すると選びやすくなります。複数社から提案を受ける場合も、同じ観点で評価すれば判断がぶれません。ここでは、制作会社の選び方を5つの基準に分けて解説します。

4-1.リニューアルで解決したい課題に対応できるか

制作会社を選ぶ際は、自社がリニューアルで解決したい課題に対応できる体制とスキルがあるかを最初に確認します。制作会社の得意分野は、デザインに強い会社、システム開発に強い会社、SEOや集客施策まで対応できる会社などさまざまです。

例えば、検索流入の増加が目的であれば、SEOを考慮した設計と移行作業に対応できるかが判断材料になるでしょう。CMSの導入による運用改善が目的であれば、CMSの構築実績と、公開後の操作説明やマニュアル作成の対応範囲をチェックする必要があります。問い合わせの段階で自社の課題を具体的に伝え、課題に対してどの工程で何を行うかを説明できる制作会社を候補に残してください。

4-2.自社に近い課題を解決した実績があるか

制作会社の実績は、自社と近い業種や課題を解決した事例があるかで評価します。制作実績のページでは、完成したサイトの画面だけでなく、リニューアル前の課題、実施した施策、公開後の成果まで説明されているかを見てください。

BtoB企業の問い合わせ増加や採用サイトの応募者増加など、自社と同じ目的の事例があれば、その会社が課題の背景を理解した上で適切な提案をできるか判断しやすくなります。実績ページに載っていない事例もあるため、打ち合わせで類似案件の進め方や成果を直接質問するとよいでしょう。業界特有の慣行や法規制に慣れているかどうかも、制作の進めやすさを左右します。

4-3.分析・提案の内容は納得がいくものか

制作会社の提案は、自社サイトの現状分析にもとづいて、課題の原因と解決策を論理的に説明しているかで判断します。提案書にデザイン案やページ数しか書かれていなければ、その構成でなぜ課題が解決するのかを確かめようがありません。

納得できる提案には、アクセス解析や競合調査の結果、ターゲットの整理、そこから導いたサイト構成やCTAの配置案が含まれています。CTAとは、問い合わせや資料請求へユーザーを誘導するボタンやリンクのことです。

提案内容に疑問があれば、根拠となるデータや判断の理由を質問し、自社の課題を正しく理解しているかを見極めてください。自社の要望に対し、目的に照らした代替案を示してくれる制作会社であれば、制作途中の判断でも頼れる相談相手になります。

4-4.プロジェクトの体制は明確か

プロジェクトの体制は、窓口となるディレクターと、デザイナーやエンジニアなど各工程の担当者が明示されているかを確認します。担当者が決まらないまま契約すると、打ち合わせのたびに説明をやり直すことになり、要望の伝達漏れが起こりやすくなります。そのため、以下のような項目を事前にチェックしましょう。

  • 窓口の担当者
  • 各工程の担当者
  • 外部パートナーへの再委託の有無
  • 連絡手段
  • 定例会議の頻度
  • 公開後の保守や運用の窓口

自社側も意思決定者と作業担当者を決め、制作会社の体制に対応させて役割を整理しておくと、確認や承認の待ち時間を短縮できます。

4-5.提案された金額やスケジュールは妥当か

提案された金額とスケジュールは、作業内容の内訳と工程ごとの期間が示されているかで妥当性を判断します。見積書に一式とだけ記載されている場合、どの作業が費用に含まれ、どの作業に追加費用がかかるのかが分かりません。

見積書では、要件定義やディレクション、デザイン、コーディング、CMS構築、コンテンツ制作、テスト、既存サイトからの移行作業が項目として分かれているかを確認します。複数社の見積もりを比較する際は、同じ作業範囲にそろえて比べることが大切です。スケジュールに自社側の確認期間や原稿の提出期限が組み込まれているかを見ると、実現できる計画かを判断できます。

5.ホームページリニューアルの費用相場

ホームページリニューアルの費用相場は、小規模サイトで約100万~300万円、中規模サイトで約300万~600万円、大規模サイトで600万円以上が目安です。費用は、ページ数、CMSのカスタマイズの範囲、デザインの独自性、写真撮影の有無、原稿作成の量によって変わります。ページ数が増えるほどデザインやコーディング、原稿作成の工数が増え、プロのカメラマンによる撮影を伴う場合は追加の費用がかかります。

サイト規模別のホームページリニューアルの費用相場
サイト規模ページ数の目安主な作業内容費用相場
小規模サイト10ページ前後基本的なデザイン、会社概要やサービス紹介、問い合わせフォーム、CMSの基本設定約100万~300万円
中規模サイト20~40ページ複数カテゴリの構成、事例やブログ、導線設計、SEO設計、CMSのカスタマイズ約300万~600万円
大規模サイト40ページ以上多言語対応、撮影、取材やライティング、大量のページ移行、独自機能600万円~

トップページなど一部のページだけを作り直す場合は、数十万円から依頼できるケースもあります。見積書に含まれるディレクション費用は、制作費総額の10~30%を目安とする方法や、Webディレクターの1日あたりの単価に稼働日数を掛けて算出する方法があります。

例えば、グランネットのHP制作・リニューアルは250万円から、納期は4か月からが目安です。プランには、CMSによる更新機能、フォーム作成、コピーライティング、SEO対策が含まれます。1,000社以上のSEOコンサルティングで培った数値分析のノウハウを生かし、サイト制作から集客施策まで一貫して対応しています。

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6.ホームページリニューアルの進め方

ホームページリニューアルは、各工程で自社が確認と判断を行いながら進めます。ここでは、制作会社とともに取り組むリニューアルの流れを、7つのステップに分けて解説します。

6-1.キックオフミーティングでスコープや体制・スケジュールを共有する

契約後のキックオフミーティングでは、リニューアルのスコープ(作業する範囲)、双方の体制、スケジュールを制作会社と共有します。対象ページや搭載する機能、原稿や写真をどちらが用意するかを確認し、見積もりに含まれない作業を明確にしておきます。

体制については、自社と制作会社それぞれの窓口、意思決定者、各工程の確認者を決めます。スケジュールは公開日だけでなく、デザインの確認や原稿の提出といった自社側の作業期限まで合意し、議事録に残してください。

6-2.サイト設計がリニューアルの目的にそぐうものか確認する

サイト設計の段階では、制作会社が作成したサイトマップとワイヤーフレームがリニューアルの目的に合っているかを確認します。サイトマップはページ構成の全体図、ワイヤーフレームは各ページの要素の配置を示す設計図です。

確認するのは、ターゲットが目的の情報にたどり着くまでの導線と、CVにつながるボタンやフォームの位置です。デザイン段階の前、ワイヤーフレームの段階で構成を固めると、後からレイアウトの作り直しが発生するような出戻りを防げます。

6-3.デザインやコンテンツをレビューする

デザインとコンテンツのレビューは、ターゲットに伝わるか、ブランドの方向性と一致しているかを基準に行います。目的やターゲットをまとめた資料を手元に置き、レビュー担当者の間で判断基準をそろえておいてください。

コンテンツについては、サービス内容や料金、実績などの情報が正確か、専門用語が分かりやすいかを確認します。修正を依頼するときは、修正箇所と理由をまとめて一度に伝えると、制作会社とのやり取りが少なく済みます。

6-4.実装後のサイトを操作してチェックする

実装後のサイトは、公開前に自社の担当者が実際に操作し、表示と動作に問題がないかをチェックします。テスト環境で、パソコンとスマートフォンの主要なブラウザでの表示崩れ、リンク切れ、誤字脱字を確認してください。

動作面では、問い合わせフォームの送信と自動返信メール、資料ダウンロード、CMSでの記事更新を実際に試します。フォームの送信テストで社内の担当者に通知メールが届くかまで確かめておくと、公開後の問い合わせの取りこぼしを防げます。

6-5.SEOの移行作業を行う

SEOの移行作業では、旧URLから新URLへの301リダイレクトを設定し、既存サイトが獲得してきた検索エンジンの評価を新しいサイトへ引き継ぎます。Googleによれば、ページの恒久的な移転を示す301などのリダイレクトを使っても、PageRankと呼ばれるGoogleのページ評価は失われません。

旧URLと新URLの対応表は、URLを変更する既存ページを漏れなく対象とし、特に検索流入や被リンクのあるページを重点的に確認して作成します。XMLサイトマップを送信したら、Googleサーチコンソールでインデックスの登録状況を確認してください。また、GA4などの計測タグが新サイトでも正しく動作しているかを公開前後に確認します。中規模のサイトでは、検索結果に新しいURLが表示され始めるまでに数週間以上かかる場合があるため、公開直後の順位変動だけで成否を判断しないようにしましょう。

(出典:Google検索セントラル「サイト・ホームページ移行について」)

公開後にインデックスの登録状況や計測に問題が見つかったときの原因の切り分け方は、当社が対応した移行の実例とあわせて「7-2. SEOの引き継ぎに失敗して検索流入が減少する」で紹介しています。

6-6.自社サイトやSNSなどでリニューアルのお知らせを掲載する

サイトを公開したら、自社サイトやSNSなどでホームページリニューアルのお知らせを掲載し、以下のような形で、既存の顧客や取引先に変更点を伝えます。

  • リニューアルした日
  • 目的
  • 主な変更点
  • URL変更の有無
  • 利用時の注意点

会員ログインの方法やURLが変わる場合は、サイト上のお知らせに加えて、既存顧客へメールで個別に案内してください。加えて、取引先のサイトや営業資料に旧URLが載っていれば、更新依頼も行いましょう。

6-7.公開後の効果を測定して改善する

ホームページリニューアルの効果は、事前に設定したKGI・KPIとCVの数値を、リニューアル前に記録した数値と同じ期間で比較して測定します。

数値を確認したら、成果が伸びていないページを特定し、文章や導線、CTAの配置を修正して再び数値を確認するサイクルを繰り返してください。例えば、フォームへの到達数は増えたのに送信数が伸びない場合は、入力項目数や必須項目の設定が見直しの対象になります。

7.ホームページリニューアルでよくある失敗と対策方法

ホームページリニューアルでは、目的の設定やSEOの引き継ぎ、公開後の運用などでつまずき、期待した成果が得られないケースがあります。ここでは、ホームページリニューアルでよくある失敗と対策方法を6つに分けて解説します。

7-1.サイトを新しくすることがリニューアルの目的になっている

サイトを新しくすること自体が目的になると、何をもって成功とするのかが決まらないまま、ホームページリニューアルが進んでしまいます。しかし、企業の認知度を高めたいのか、問い合わせを増やしたいのか、採用を強化したいのかによって、必要なコンテンツや予算をかけるべき施策は変わります。

目的が不明確なままでは、制作会社から提案を受けても、自社の経営課題の解決に役立つ施策なのか判断できません。制作会社側も提案内容を絞り込みにくくなるため、必要性の低いページまでリニューアル対象に含まれるリスクがあります。結果、コスト面でも無駄が生じます。

また、リニューアル後に期待した成果が出なかった場合も、何を改善すべきか判断する根拠が不足し、原因を探し回ることになります。

例えば、問い合わせ数の増加が目的なら、以下のような項目を確認します。

  • サイト全体の訪問者数は十分に確保できているか
  • サービス紹介ページから問い合わせフォームへ進む人はどの程度いるか
  • 問い合わせフォームに到達した人のうち、何人が送信を完了しているか

分析結果をもとに改善対象を特定し、リニューアル後に達成したい数値目標を設定します。制作会社にも目的と判断基準を共有しておくことで、デザインやページ構成を検討する際に、成果につながる提案かどうかを判断できます。

7-2.SEOの引き継ぎに失敗して検索流入が減少する

SEOの引き継ぎに失敗すると、リニューアル前よりも検索流入が減少するおそれがあります。検索流入やCVに貢献していた既存ページをデザインの刷新に合わせて削除することや、旧URLから新URLへのリダイレクト設定の漏れが典型的な原因です。

移行後に確認すべき点を、当社が対応した案件で紹介します。あるオウンドメディアをサブドメインからサブディレクトリへ移したとき、移行後の表示回数が一時17,000回まで増えた後、8,000回前後で推移しました。

調査したところ、公開済みの20記事のうち6記事がインデックスに登録されていなかったため、以下の順番で原因を確認しました。

  1. HTTPステータスコードを確認→問題なし
  2. noindexの設定とrobots.txtによるクロール制御→問題なし
  3. サイトマップへの登録→問題なし
  4. サイト内からの内部リンク→問題あり!

そこで、インデックス登録のリクエストと、既存の記事から新しい記事への内部リンクの追加を最優先で進めることにしました。調査では、移行先でGA4の計測タグが切り替わっておらず、流入データが移行前後で途切れていたことも分かりました。

移行直後は、インデックスの登録状況と内部リンクに加え、計測が続いているかも必ず確認してください。

7-3.デザインを優先して使いづらいサイトになる

解決するべき課題や、ユーザビリティについて十分考えずに「とにかくかっこいいサイトを作りたい」という要望を出すと、見てくればかりで使い勝手の悪いサイトが生まれがちです。

世の中にある「リニューアルの結果、外見はスタイリッシュになり、UXやUIは最悪になったサイト」というものは、意思決定部門がサイトが今抱えている問題を深掘りせず、何となく見た目のよさを気に入ってリニューアルしてしまうため起こります。デザインを優先するときの問題は、多くの場合見てくれのよさに惑わされて「ユーザーに情報を伝える」というサイト本来の役割や、今のサイトが抱える課題の解決を忘れてしまうことです。「いい感じのデザインじゃないですか、これで行きましょう」という判断が下されることで、ユーザーが使いづらい自己満足サイトが発生します。

対策として、公開前にユーザビリティテストを実施し、実際の操作を通じて使いやすさを検証しましょう。ユーザビリティテストとは、利用者にサイトを操作してもらい、使いにくい箇所や操作上の問題を発見する方法です。

例えば、制作に関わっていない社員やターゲットにしたペルソナに近い人に、以下のような操作を依頼します。

  • 特定のサービスについて調べ、料金が掲載されたページを探す
  • 導入事例の一覧から、自社と同じ業種の事例を探す
  • 問い合わせフォームを開き、必要事項を入力して送信する

テストでは、操作を完了できたかに加え、迷った箇所や誤操作が発生した箇所を記録します。問題が見つかった場合は、メニュー構成やボタンの配置、フォームの入力方法などを修正してください。

パソコンとスマートフォンの両方で操作を確認し、訪問者が必要な情報にたどり着けるサイトに仕上げましょう。

7-4.制作途中で要望が増えて予算・スケジュールが膨らむ

ホームページリニューアルの制作途中でページや機能の追加要望が増えると、当初の予算を超えたり、公開スケジュールが遅れたりする原因になります。

例えば、デザインの確認段階で営業部門から社員紹介ページの追加を求められたとします。新しいページを追加するには、サイトマップやページ設計の見直しに加え、原稿作成や写真撮影などの作業も発生します。すでに完了した工程に戻って修正するため、追加費用や制作期間の延長が必要になることがあります。

対策として、制作を開始する前に関係部署、特に最終的な意思決定を行う部署から要望を集め、リニューアルで対応する範囲を確定させておきましょう。 要望は重要度に応じて「公開時に必須のもの」と「公開後の改善で対応するもの」に分類すると、予算内で優先すべき作業を判断できます。

制作途中で新たな要望が出た場合には、そのまま制作会社へ作業を依頼せず、以下の内容を確認してください。

  • 追加するページや機能は、自社の課題解決のために本当に必要なのか
  • 追加費用はいくら発生するか
  • 既存の制作工程や公開日にどのような影響があるか
  • 公開してから追加するのでなく、今このタイミングで追加しなければならないのか

特に、制作会社から追加費用や納期変更の説明を受けた場合は、社内の責任者が承認してから作業を進めるルールを設けましょう。

7-5.自社と制作会社の方向性にずれが発生する

制作会社との認識が一致していないと、完成したホームページが自社の期待する内容と異なり、大幅な修正や作り直しが発生することがあります。例えば、問い合わせ数を増やすのが目的なのに、サイト導線よりブランドイメージ向上を重視したデザインが上がってきて、デザインのやり直しになる、といったケースがあります。もしくは、担当者レベルではある程度方向性をすり合わせられていたのに、会社の上層部から「思っていたものと方向性が違う」と言われ、大幅な修正が必要になる、といったこともしばしば起こるケースです。

こういった認識のずれが起こりやすいのは、お互いに抽象的な表現で要望を伝えているときです。「親しみやすく、かつ既存のサイトより高級感のあるデザインで行きましょう」のような形でイメージを共有してしまうと「思っていたものと違う!」状況が生まれます。

対策として、キックオフの段階でリニューアルの目的やターゲット、優先順位を文書にまとめ、上層部も巻き込んで双方で合意しておきましょう。

デザインの方向性を伝える際には、参考サイトを提示し、どの部分を参考にしたいのかまで説明すると認識を合わせやすくなります。例えば、「このサイトのように、ファーストビューでサービスの対象者と強みが分かる構成にしたい」と伝えれば、認識のずれも小さくなります。

また、サイトマップやワイヤーフレーム、デザイン案など、各工程の成果物を確認する機会を設けてください。修正が必要な場合は、変更したい箇所とその理由を具体的に伝え、決定事項を議事録に残しましょう。

7-6.公開後に自社でどのように運用するか決めていない

ホームページリニューアル後の運用体制を決めていないと、サイトの更新が滞り、掲載情報が古いまま放置される原因になります。

例えば、CMSを導入して社員がページを更新できるようにしても、担当者が決まっていなければ、新しいサービスや導入事例の情報が掲載されないことがあります。また、更新作業を特定の社員だけが担当していると、その社員が異動や退職をした際に更新方法が分からなくなるおそれがあります。

対策として、制作段階から公開後の運用ルールを決めておき、更新する情報ごとに以下のような形で担当者と確認・承認の流れを決めておきましょう。

ホームページ更新の役割分担例
更新する情報担当部署・担当者の例更新のタイミング
お知らせ・ニュース広報担当者新しい情報が発生したとき
サービス情報・料金営業部門・サービス担当者サービス内容や料金が変更されたとき
導入事例・実績営業担当者掲載許可を得た事例が追加されたとき
採用情報人事担当者募集要項や採用条件が変更されたとき
サイトの保守・不具合対応情報システム担当者・制作会社不具合の発生時や定期点検時

運用体制を決める際には、通常の更新作業を自社で行う範囲と、制作会社へ依頼する範囲も明確にしてください。特に、CMSのアップデートやセキュリティ対策については、保守契約に含まれる作業を確認しておく必要があります。

公開前には、制作会社にCMSの操作マニュアルを用意してもらい、実際の担当者が記事の追加や画像の差し替えを試しましょう。担当者が変更された場合の引き継ぎ方法まで決めておくと、継続的に情報を更新できる運用体制を整えられます。

8.ホームページリニューアルの制作事例|費用・制作期間も紹介

ホームページリニューアルで見直すべき対象は、企業が抱える課題によって異なります。サービスの訴求が混在しているならサイトの構成を、顧客に強みが伝わっていないなら訴求のテーマと導線を見直す必要があります。ここでは、グランネットが支援した2社の制作事例を、課題、調査と判断、実施した施策の順に紹介します。

8-1.K社|家事代行専用サイトとして独立し更新しやすい構成へリニューアル

K社は、ハウスクリーニングや宅配クリーニングと同じサイトで紹介していた家事代行サービスを専用サイトとして独立させ、更新しやすい構成へリニューアルしました。リニューアルの目的は、更新しやすいサイト設計、CRO(サイトを訪れたユーザーが問い合わせや申し込みに至る割合を高める施策のこと)改善、デザイン改善、検索上位化の4点です。

要件の整理では、家事代行事業の担当スタッフが自分たちで更新できることを条件とし、WordPressで構築しました。SEOとCROの両面に配慮した設計を求められていたため、初期構築の段階からアナリストを配置し、CTAの配置や追従表示を重点的に設計しています。

デザインは、ブルーを主体とした従来の印象から、かわいらしく親しみのある今風のテイストへ刷新しました。複数の方向性を提案し、K社の合意を得た上で現在のデザインに仕上げています。写真撮影も同時に行い、撮影ディレクターとカメラマンの協力のもと、モデルとスタジオを選定・手配しました。

この事例のポイントは、サービスごとにサイトを分けて訴求を整理したことと、担当者が更新しやすいことを要件に組み込んだことです。費用は約380万円、制作期間は3か月でした。

8-2.L社|顧客アンケートにもとづいて訴求内容・導線まで全面的に再設計

プリント配線板を製造するL社は、顧客アンケートで自社の強みを調べ、その結果をもとにサイトの構成からコンテンツ、デザインまで一新しました。リニューアルの目的は、UIとデザインの改善、サービス認知の獲得、問い合わせの増加、採用募集の強化の4つです。リニューアル前のL社サイトには、以下の3つの課題がありました。

  • 製品の問い合わせを増やしたいが、顧客が希望の製品を探しにくい
  • 採用情報は閉鎖の難しい外部の特設サイトが中心で、自社サイトには外部へ誘導する簡単な1ページしかない
  • ニッチな業界のため、問い合わせでも採用でも製品理解のハードルが高い

調査では、グランネットがヒアリングシートの準備を支援した上で、L社の希望に合わせてターゲットとなる取引先など複数社にアンケートを実施しました。

アンケート結果を集計・整理してサイト全体で伝えたいテーマを策定し、そのテーマにもとづいてサイトマップ、ページ設計、コンテンツを全面的に見直しました。結果として、簡易的なブランディングから取り組む案件になっています。

製品情報には、特徴や用途から製品を検索できる導線を設けました。各製品のページには配線板の断面図を載せ、製品ごとの特長を図で示しています。採用情報は、応募要項をはじめ求職者が知りたい情報へたどり着ける導線を網羅したページとして、自社サイト内に用意しました。さらに製品理解のハードルを下げるため、初心者向けの「配線板とは」と、有識者が読んでも物足りなさを感じない内容に配慮した「配線板の基礎知識」を分けて制作しています。

L社の事例のポイントは、顧客の声を根拠にサイトのテーマを決め、製品、採用、業界理解という目的ごとに導線を分けたことです。制作期間は1年でした。

ホームページリニューアルについてのよくある質問と回答(Q&A)

ホームページリニューアルを検討している担当者からは、制作期間やドメインの扱い、公開後の運用体制についてよく質問を受けます。以下では、特によくある3つの質問に回答します。

Q. ホームページリニューアルにはどの程度の期間がかかる?

ホームページリニューアルの期間は、小規模なサイトで2~4か月程度、一般的なコーポレートサイトで4~8か月程度が目安です。調査やブランド戦略の策定、大規模なシステム開発を伴う場合は、1年以上かかることもあります。

Q. リニューアルするときにドメインは変更したほうがよい?

事業の統合や社名の変更などの理由がなければ、ドメインは変えずにリニューアルを進める方法を優先して検討してください。ドメインを変更するとすべてのURLが変わり、Googleがサイトを再クロールする間は検索順位が変動することがあります。やむを得ず変更する場合は、デザインの刷新と同時に行わず、1つずつ順に進めます。その上で、301リダイレクトを設定し、Googleサーチコンソールからアドレス変更を送信してください。

(出典:Google検索セントラル「サイト・ホームページ移行について」)

Q. 公開後も制作会社に運用を依頼したほうがよい?

社内に更新や改善を担う人員やスキルが足りない場合は、公開後も制作会社に運用を依頼すると、長期的な成果を出しやすくなります。制作会社はサイトの構造を把握しているため、不具合への対応や改善提案を進めやすい立場にあります。日常的な更新は社内で行い、専門的な作業だけを委託する分担も選択肢の1つです。

まとめ

ホームページリニューアルを成功させるには、既存サイトの課題を把握し、何を改善したいのかを明確にすることが重要です。

まずはアクセス数や問い合わせ数などの現状を確認し、数値目標やターゲットを設定した上で、必要なページや機能を整理しましょう。制作会社を選ぶ際は、デザインや費用だけでなく、自社と似た課題を解決した実績や、SEOの移行対応、公開後の運用サポートについても比較してください。

また、リニューアルは公開して終わりではありません。公開後もアクセス数や問い合わせ数の変化を確認し、設定した目標に対する達成状況をもとに改善を続けましょう。

グランネットでは、ホームページ制作からSEO対策まで一貫して支援しています。ホームページのリニューアルをご検討の際は、お気軽にご相談ください。

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