カテゴリー分けはSEOに影響する?適切なカテゴリー分けの方法も
カテゴリー分けとは、Webサイトやブログのコンテンツを共通したテーマごとにグループ化することです。カテゴリー分けを行うと、ユーザーにも検索エンジンのクローラーにも分かりやすいコンテンツとなり、SEO効果が見込めます。
この記事では、カテゴリー分けの基本情報を踏まえ、適切なカテゴリー分けを行う4つの方法やNG例を詳しく解説します。自社サイトの改善や、これからサイト制作に取り組む方は、ぜひお役立てください。
1.カテゴリー分けとは?
カテゴリー分けとは、ブログ・Webサイトなどのコンテンツを共通のテーマごとにグループ化する手法です。カテゴリーは、コンテンツのテーマ・ジャンルをおおまかに表したものです。
カテゴリー分けには、Webサイト上で視覚的に分類する方法と、URLのサブディレクトリで分類する方法があります。サブディレクトリは、「.jp」「.com」といったドメインの後に続く文字列を指し、スラッシュ(/)で区切られた後に表示されています。多くの場合、視覚的な分類とURLの分類を併用することがほとんどです。
カテゴリー分けを行うことで、ユーザーが読みたいコンテンツを探しやすくなるようにWebサイトを構築できます。
2.カテゴリー分けがSEOに及ぼす影響
カテゴリー分けを駆使してサイトを構築すると、SEO効果が期待できます。
ユーザーが初めて特定のコンテンツにアクセスする際は、検索エンジンやランディングページから訪問することがほとんどです。しかし、同じサイトのコンテンツを読み進めたいと思った場合、ユーザーは自分でサイト内のコンテンツを探すことになります。その際、コンテンツがカテゴリー分けされていると、必要な情報を探しやすく、ユーザーの満足度向上や離脱率の低下につながります。
また、Googleのクローラーもカテゴリーが明確なコンテンツをより高く評価する傾向です。カテゴリー分けすることでユーザーにもクローラーにも分かりやすいコンテンツとなり、サイト自体の評価アップにつながります。
3.カテゴリー分けの適切な方法4つ
カテゴリー分けはやみくもに行えばよいというものではありません。カテゴリー分けを行う際は、目的や効果を意識しながら行うことが大切です。
ここでは、カテゴリー分けを行う際に適切な方法を4つ紹介します。それぞれの方法を理解し、カテゴリー分けを最適化しましょう。
3-1.ユーザーに配慮した階層構造にする
カテゴリーを細分化しすぎると、結果としてコンテンツが探しにくくなり、ユーザビリティが下がる恐れがあります。関連するカテゴリー同士を階層構造にすることで視覚的にもすっきりとまとまり、ユーザーが目当てのコンテンツを探しやすくなるでしょう。
下記にカテゴリー階層の具体例を紹介します。
1階層 | 2階層 | 3階層 |
---|---|---|
レシピ | 和食 | 主食 |
主菜 | ||
副菜 | ||
洋食 | 主食 | |
主菜 | ||
副菜 | ||
中華 | 主食 | |
主菜 | ||
副菜 |
上記の例は、生活情報を扱うサイトのレシピ紹介記事に設定することを想定したものです。レシピのカテゴリーから料理のジャンル・料理の分類へと、下の階層に向かって順番に掘り下げることをイメージしています。
階層を設定する際のコツは、ユーザーが自然な流れでカテゴリーを探せるように設定することです。また、階層が深くなりすぎてもユーザビリティが下がります。コンテンツ制作側にとってもカテゴリーの選択が複雑になるため、2~3階層までにとどめるのがおすすめです。
3-2.キーワードを含めたカテゴリータイトルにする
コンテンツのタイトルや本文に上位表示したいキーワードを入れるのは、SEO対策の一般的な手法です。カテゴリータイトルにもキーワードを含めることで、SEO対策の効果が得られます。
カテゴリー名を決める際にも漫然と決めるのではなく、上位表示したいキーワードを意識しましょう。
3-3.パンくずリストを設置する
パンくずリストとは、サイト内で今アクセスしているコンテンツの位置を表すリストで、ホームページをスタート地点としてカテゴリー階層を示すのが一般的です。たとえば、「和食」下の「主菜」カテゴリーにある肉じゃがのレシピを見ている場合、パンくずリストには「トップ>レシピ>和食>主菜」などと表示されるのが一般的です。
パンくずリストがあると、ユーザーはサイトのどこにある情報を見ているのかが分かりやすく、他の情報を見たい場合にも、必要な情報のありかを探しやすくなります。また、検索エンジンで、サイトへのリンク下部の「ニッチスニペット」にもパンくずリストが表示されます。ニッチスニペットに表示されると検索エンジンからもコンテンツにアクセスしやすくなるため、パンくずリストはサイト全体に設置するのがおすすめです。
3-4.カテゴリーページを作成する
カテゴリーページとは、カテゴリーごとのコンテンツを一覧表示するページです。カテゴリーごとの目次のようなものと考えてよいでしょう。
カテゴリーページを作成すると、関連するコンテンツを一覧から探しやすくなるためユーザビリティが高まります。また、基本的にコンテンツは新着記事が優先的に表示されるので、過去の記事は認知しにくくなる傾向にあります。カテゴリーページで一覧にしておくと、過去の記事にもアクセスしやすくなり、Googleのクローラーなども巡回しやすくなるでしょう。
カテゴリーページにはリンクを貼ることもできます。各コンテンツへのリンクを貼るとさらなるユーザビリティ向上が見込めます。
4.カテゴリー分けのNG例
カテゴリー分けが適切であっても、同時に不適切な方法を行った場合、ユーザビリティ・SEO対策の両面で悪影響を及ぼしかねません。
ここでは、カテゴリー分けを行う際に陥りやすいNG例を解説します。改善策や注意点も紹介するため、ポイントを押さえ、より効果的なカテゴリー分けを目指しましょう。
4-1.内容が重複している
カテゴリー分けを行っても、内容が重複すると、ユーザーにとっては本当に読みたいコンテンツのありかが分かりにくくなります。たとえば、「食事」「グルメ」のように、重複が起きやすいカテゴリーが複数設定されていると、内容も重複しやすくなり、コンテンツ制作にも悪影響です。
コンテンツ自体の重複を防ぐにも、カテゴリー自体が重複しないように分類することが大切です。また、サイト全体のコンテンツ数にもよりますが、カテゴリー数は4〜5個程度に抑えましょう。サイト内で扱うトピックを少なく絞り込んでおくと、カテゴリー数も自然と抑えられます。
4-2.関連性が薄い・見えにくい言葉が使われている
カテゴリーを設定する際に、カテゴリーとコンテンツの関連性が感じられない言葉を使うと、SEO上の評価が下がる恐れがあります。最適なカテゴリーを設定していても、他に関連性の低いカテゴリーを設定するとSEOに悪影響を及ぼす場合もあるため注意が必要です。
カテゴリータイトルにカテゴリーとコンテンツの関係性が高い言葉を使った上で、1つのコンテンツには1つのカテゴリーのみ設定しましょう。複数カテゴリーを設定したい場合は、カテゴリーではなくタグ機能を活用することで、意図せずSEOの評価が低下することを避けられます。
4-3.分かりにくい分類となっている
カテゴリーはユーザーが必要なコンテンツを探すための指標です。カテゴリータイトルが抽象的であったり、コンテンツを連想しにくいものになっていたりすると、ユーザーがコンテンツにたどり着く前に離脱する恐れがあります。
カテゴリーには分かりやすく具体的なワードを使いましょう。また、URLのサブディレクトリなどに分かりやすい単語を設定するのも1つの方法です。
まとめ
カテゴリー分けはユーザビリティの向上やクローラーの巡回しやすさに影響するため、SEO対策において重要な項目です。
カテゴリー分けを行う際は、ユーザーに配慮した階層構造を意識し、細かすぎる分類は避けましょう。また、関連の低いタイトルは避け、キーワードを含めることも大切です。さらにパンくずリストの設置やカテゴリーページの作成も行いましょう。
なお、カテゴリーページを作る際は、内容の重複を避け、複雑な構造・構造とならないように注意してください。