【インターン生体験談】「社会を知らない」ことを、僕は知らなかった。 | SEO対策会社なら集客アップにコミットする【グランネット】
【インターン生体験談】「社会を知らない」ことを、僕は知らなかった。

【インターン生体験談】「社会を知らない」ことを、僕は知らなかった。

インターン制度

不安と楽しみを胸に

初めてのGOunite。
グランネットでのカリキュラムが始まる前の日、僕の胸は楽しみと不安で溢れていた。僕は新しい環境に飛び込むのが好きだ。だから、新しい環境に飛び込み、新しい人に出会い、新しいことをたくさん知ることが楽しみという気持ちはもちろん大きくあった。

しかし、今までインターンシップに行ったことはあるが、インターン生が多く在籍するベンチャー企業ばかりで、中小企業に行ったことはなく、あまりに新しすぎるという環境にまず自分は馴染めるのか、という不安があった。
さらには、GOuniteのカリキュラムの内容もあまり理解できていなくて、結局何をすればいいのかわかっていなかったので自分はうまくやっていけるのかという不安もあった。

そして、遠足の前の日のような寝付けない夜を越して、ついにGOunite初日を迎えた。

はじめての経験ばかり

GOuniteの初日、直前になればなるほど僕の胸は不安で溢れていく。そして、緊張しながらオフィスのドアをノックした。
GOuniteでオフィスに来たというと、別室に通された。そこで、僕の担当をしていただけるという池田さんを紹介していただき、オフィスに入っていった。

オフィスの雰囲気は思っていたよりも緩くてベンチャーの雰囲気に近かった。私服の人が多かったからかもしれない。オフィスは引っ越したところらしくてとても綺麗だった。
そして、なぜかBGMで流れている洋楽。「なんだ、この不思議空間は!?」と思った。でもその不思議な空間が、僕の緊張をほぐしてくれた。
でも、周りを見渡すと大人ばかり。これが職場か。

そのあと、池田さんは会社の仕組みなどを丁寧に1から10まで教えてくれた。そして、池田さんの仕事を見させていただき、何をしているのかわからなかったがとにかくメモを書きまくった。
池田さんの仕事が落ち着くと、疑問に思ったことをぶつけまくった。池田さんはどんな質問にでも丁寧に答えてくれて、新しい知識が入りまくった。今まで知らなかったことが多すぎて、まさに情報の洪水が起こっていた。

そして、学ぶことが多すぎる1日目は終わった。学んだことの整理も終わらなかったが、不思議と楽しいという感情が強くあった。なにか、自分が大きく変わる予感を感じていたのかもしれない。

とにかく積極的に

2日目は池田さんの仕事内容をより詳細に、仕事の流れをつかみながら理解することが目的であった。
正直、1日目の学んだことが多すぎて整理しきれていなかったが、この日はとにかく積極的にやっていこうと思っていた。なにがあるのかはわからないが、だからこそ消極的になったらなにもできないし、せっかくの新しい環境で多くを学べるチャンスに消極的になるほどもったいないことはないと思ったからだ。

そこで、1日目にも増して積極的に話を聞きまくった。そして、そのぶんメモもしまくった。わからないこともとにかく書く。積極的に書きまくる。そして、仕事の流れを踏まえて詳しく理解していく段階になって、まとめはじめた。
そこで、やっと今まで訳のわからなかったものが繋がって来たように感じた。

二日目の終わりころには会社の環境にもずいぶん慣れてきた。洋楽のBGMにも、もはや違和感がなくなっていた。

自分の実力不足を痛感

そうやって、1日目と二日目はとにかく勢いと気合いで乗り切り、結果としては楽しいという感情で溢れていた。
そして、いよいよ3日目と4日目に入って来た。実務である。

実務の内容は今までやったことないことばかりで、初めは作業そのものがわからなかった。しかし、池田さんがしっかりと教えてくれたので、すぐに慣れて来た。
ここで、僕は仕事って案外簡単なのかと思ってしまった。

しかし、これは大きな間違いだった。作業はできるようになっても、全然頭を使うことができていなかったのだ。作業や知識を教えるのは優しく教えてくれた池田さんも、考えが浅いと厳しく指摘してくる。
ただ、真似をして作業をするのは誰にでもできる。だいじなことは、いかに考えてできるか、なのだ。初めは考え方もなにもわからなかったが、「お前は考えていない」と言われるのが悔しかったので、とにかく考えまくった。

自分の今までの経験と知識をフル回転させて考えた。それでも、池田さんに完成した企画書を見せてみると、突っ込むところは多くあるのだ。

これが、社会人と学生の経験の差なのか、自分はこれほど考える力が足りていなかったのかと悔しさで胸がいっぱいになった。それでも、悔しさをバネに、試行錯誤を繰り返していった。

視野を広く、自分で考える

そうやって、試行錯誤を繰り返した3〜4日目だったが、いよいよ5日目になった。
なんと、自分の資料を営業で使ってくれるらしい。営業部長の吉田さんが、営業をしているところを見学させてもらった。今まで営業をあまり知らなかった僕は、これが営業というものか、と思い知らされた。

そして、面白いと感じると同時にもっと知りたいと思った。そして、聞きたいことを聞きまくった。そうやって、吉田さんの営業を見て、質問をしてみると、資料を作るという作業を何のためにしているのかという本質が見えて来た。
なぜ、資料作成が必要なのか、誰のために、何のために資料を作成しているのか、これがわかってくると、資料を作るときの視野が自然と大きく広くなったように感じた。

この日の経験を経て、8日目のプレゼンに向けて、6〜7日目は資料作成に費やした。広がった視野を持って、あらゆることまで考え尽くして、資料を作成した。

そして、グランネットの代表と池田さん、吉田さんに資料をプレゼン発表した。
自分では完璧だと思っていたプレゼン資料も3人のプロフェッショナルにとっては、まだつっこむところはあり、自分の未熟さを改めて感じてやはり悔しかった。

しかし、今までとは明らかに変わった視線で物事を考えられるようになったという実感は僕の確かな自信になった。

感謝とこれから

8日間のGOuniteのグランネットでの活動。
社会の中での自分の未熟さを思い知り、悔しさもいっぱいあったが、新しい世界に飛び込み全力を尽くすという今まで味わったことのない充実した楽しさも感じていた。

グランネットで得ることができたのは、知識だけでなく、視野を広く持つこと、自分で頭を使って考えることの大切さである。大変な経験でもあったからなのか、達成感もあった。

しかし、やはり自分はまだまだだと痛感したのが一番大きな得ることができたものだと思う。グランネットにはこんないい経験をさせてもらい、感謝でいっぱいだ。そして、僕はこれからはこの悔しさを胸に、GOuniteで他の自分の知らない、もっと難しい環境に飛び込んでいって自分を磨きたいと思う。

(森 大樹)