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【WEB担当者向けSEO入門-第2章-】SEO担当者なら押さえておきたい2つのポイントを徹底解説!

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SEO対策は、Webサイトの検索順位に大きな影響を与える施策です。

しかし、「SEO対策」と一口に言っても、今すぐできる小さな作業から抜本的な改修が必要となる作業まで、さまざまな種類があります。

そのため、「SEO対策で最低限押さえるべき事柄が知りたい」と考えているWeb担当者の方もいるでしょう。

SEO対策で重要なのは、「コンテンツの質」と「Webサイトの信頼性」の2つです。

今回は、SEO対策を始めるにあたり重要視したい2つのポイントを解説します。

 

1.今のSEO対策で重要度の高い要素

現在のSEO対策では、「コンテンツの質」と「Webサイトの信頼性」が成否を左右すると言っても過言ではありません。

Googleの検索エンジンは、検索アルゴリズムというプログラムによって、Webサイトの検索順位を決めます。検索順位を判断する評価基準は200以上にも及びますが、その中でも重要な位置を占めるのが「コンテンツの質」と「Webサイトの信頼性」です。

<今のSEO対策で重要度の高い要素>

【コンテンツの質】
コンテンツの「量」ではなく、ユーザーのニーズに応える「質」が問われる。
ユーザーのニーズを満たさない低品質のコンテンツを量産しても、検索順位は上がらない。

【Webサイトの信頼性】
権威のある専門家が発信する情報なのかが問われる。
Googleの検索品質評価ガイドラインにおいても、E-A-T(専門性・権威性・信頼性)が評価基準のひとつになることが示されている。

上記の2つがSEO対策で重要となることは、2016年にGoogleのサーチクオリティ・シニアストラテジストであるアンドレ・リパッセ氏も公言しています。

Googleの検索アルゴリズムは定期的にアップデートされますが、どのようなアップデートが実施されても、「コンテンツの質」と「Webサイトの信頼性」が重要であることに変わりはないでしょう。

 

2.質の高いコンテンツが重要視されている背景

SEO対策において「コンテンツの質」が重要視されている背景には、Googleの検索アルゴリズムに取り入れられている人工知能の存在が挙げられます。

ここからは、Googleの検索アルゴリズムに使用されている「Rankbrain(ランクブレイン)」「ニューラルマッチング」「BERT(バート)」の概要を説明しつつ、Webサイトのコンテンツで質の高さが求められる理由を解説します。

 

2-1.検索クエリとコンテンツのマッチング精度が進歩している

近年はGoogleが開発する人工知能の発達に伴い、検索クエリと関連性の高いコンテンツが検索結果に表示されるようになりました。

検索クエリ(検索キーワード)とは、ユーザーが検索窓に入力する言葉を指します。Googleの検索エンジンは、検索クエリからユーザーニーズを汲み取り、適切なWebサイトを検索結果に表示します。

検索クエリやユーザーニーズの理解に関与しているのが、Googleの検索アルゴリズムに導入されている人工知能です。

Googleの検索アルゴリズムには、下記の人工知能が使用されています。

  • Rankbrain:コンテンツの内容を深く理解する学習機能
    Webサイトのコンテンツの内容・テーマを理解することで、コンテンツ内に検索クエリが含まれていなくても、検索クエリと関連性があると判断したコンテンツを検索結果に表示することができる。
  • ニューラルマッチング:検索クエリを深く理解する学習機能
    検索クエリに使用された言葉からユーザーニーズを汲み取ることで、ユーザーニーズを表す語句が検索クエリ内になくても、検索意図を反映したコンテンツを検索結果に表示することができる。

Rankbrainとニューラルマッチングは、どちらもAIをベースとするアルゴリズムですが、学習する領域が少し異なります。

また、2019年12月10日には日本語を含む70言語以上のGoogle検索にBERTが導入されました。BERTは自然言語処理技術のひとつであり、文脈に沿って単語や助詞の意味を理解できることが特徴です。

ここまで紹介したように、Googleは検索クエリとコンテンツの関連性を正確に判断する人工知能を検索エンジンに取り入れています。

そのため、Webサイトを検索結果の上位に表示させるには、ユーザーニーズを満たす質の高いコンテンツが必要です。

 

3.サイトの信頼性を高める「被リンク」と「サイテーション」

「コンテンツの質」と並び、「Webサイトの信頼性」も、Googleの検索順位を左右する重要な要素です。

Webサイトの信頼性を高めるためには、「被リンク」と「サイテーション」を増やす必要があります。

ここからは、Webサイトの信頼性に直結する「被リンク」と「サイテーション」について詳しく説明します。

 

3-1.被リンクとサイテーションの違い

「被リンク」と「サイテーション」は混同されがちですが、言葉の意味が異なります。

被リンク 外部サイトに張られた自分のWebサイトのリンクのこと
サイテーション 外部サイトやSNSで自分のWebサイトの名前やURLなどが言及されること

第三者のWebサイトにおいて自分のWebサイトのリンクを設置する行為が、被リンクです。それに対し、サイテーションでは必ずしもリンクを張る必要はありません。

「リンクを設定せずにテキストとしてURLを記載する」ことが、サイテーションとなります。そのため、TwitterやInstagramなどのSNS上でWebサイトの名前が書かれる行為も、サイテーションに含まれます。

SNSの普及によってコンテンツが拡散されるようになった現在では、SEO対策としてサイテーションが注目を集めています。

 

3-2.被リンクとサイテーションによる効果

サイテーションの重要性が高まっている中でも、SEO対策の効果が高いのは「被リンク」です。
自社のWebサイトと関連するテーマのWebサイトからリンクを得ることで、検索結果の上位に表示されやすくなるでしょう。

しかし、ただ被リンクの数を集めるだけでは上位表示につながりません。不自然な被リンクは、Googleからペナルティを受ける恐れがあります。詳しくは次章を参考にしてください。

もちろん、サイテーションにもSEO対策の効果はあると考えられています。

Googleはサイテーションに関して公式に見解を発表していないものの、ローカル検索(※)においては「知名度」が検索結果に影響を与えることを明示しています。
※ローカル検索:ユーザーの現在地に合わせて検索結果を変える仕組みのこと

ビジネスについてのインターネット上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、掲載順位が高くなります。検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、SEO の手法もローカル検索結果の最適化に適用できます。

引用:Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する

そのため、サイテーション=自社のWebサイトに関するポジティブな評価を集めることは、Webサイトの信頼性を高めることにつながるでしょう。

 

4.被リンクの種類と注意点

被リンクを集めることはSEO対策において有利になりますが、どのような被リンクでもよいとは限りません。被リンクの種類によってはGoogleからペナルティを受け、Webサイトが検索結果に出てこなくなる恐れがあります。

最後に、被リンクの種類と注意点を解説します。

 

4-1.被リンクは大きく2種類に分類される

被リンクは、「ナチュラルリンク」と「スパムリンク」の2種類に分けられます。

ナチュラルリンク
概要 例示
高品質な被リンク
SEO効果:高い
自社のWebサイトと似たテーマの外部サイトや、PV数の多い有名なサイトに張られたリンクなど
スパムリンク
概要 例示
低品質な被リンク
SEO効果:低い
自作自演で設置したリンクや、公序良俗に反する外部サイトに張られたリンクなど

たとえば、Webサイトの信頼性を高めようと、自分で外部サイトを作って自サイトのリンクを張っても、Googleからは評価されません。

かつては被リンクが多いほどSEO対策になることもありましたが、ペンギンアップデートと呼ばれる検索アルゴリズムのアップデートにより、スパムリンクを大量に集めたWebサイトが検索結果の上位に出てくることはなくなりました。

被リンクでWebサイトの信頼性を高めたい場合は、ナチュラルリンクを集めることが大切です。

 

4-2.スパムリンクの注意点

スパムリンクを集めるとGoogleからの評価が下がるため、被リンクを獲得する際はスパムリンクとならないように注意する必要があります。

とはいえ、気付かない間にスパムリンクが増えているケースは少なくありません。

外部サイトに自社のWebサイトのリンクを張ってもらう際は下記の点に注意し、適切な対策を講じましょう。

  • 被リンクを精査したうえでスパムリンクを削除する
    ユーザーから見えない隠しリンクなどはスパムリンクとみなされます。特に被リンクの売買は不正行為となるため、該当するリンクは削除することをおすすめします。
  • 関連性が低い外部サイトからの被リンクは集めない
    自社のWebサイトと無関係の外部サイトから被リンクを集めても、SEO対策にはなりません。自社のWebサイトと関連する外部サイトにリンクを設置してもらいましょう。
  • 同じ文言のアンカーテキスト(※)を多用しない
    同一のアンカーテキストが多用されるのは不自然であることから、スパムリンクと判断される恐れがあります。コンテンツと関連し、かつユーザーにわかりやすい言葉でアンカーテキストを設定してもらいましょう。
    ※リンクを張る際に使うテキストのこと

被リンクは、Webサイトの信頼性を高めるうえで非常に重要です。しかし、スパムリンクとなっては、SEO対策の効果を得ることはできません。

外部サイトに張られた被リンクを定期的にチェックし、高品質なナチュラルリンクを獲得できるコンテンツを作りましょう。

 

最後に

繰り返しとなりますが、SEO対策で重要なのは「コンテンツの質」と「Webサイトの信頼性」です。

コンテンツの質を高めるためにはユーザーのニーズを満たすことが、Webサイトの信頼性を高めるためにはナチュラルリンクの獲得が必要となります。

自社のWebサイトと関連する外部サイトから被リンクを獲得できるよう、魅力的なコンテンツ作りを意識してみましょう。

今回紹介した内容はSEO対策の基本的な事柄となるため、今からSEO対策を始める方はぜひ参考にしてください。